セミナー「どうなる成年後見制度」開催(6月18日) 報告

利用促進基本計画の閣議決定を受けて成年後見制度に関心が集まる中、50名の方が参加し、東京ボランティア・市民活動センターにてセミナーが開催されました。

1部では、税理士法人昴星(すばる) 小野寺信哉氏から「第4回後見成年後見会議」で討論された内容の紹介と、ドイツ「世話法」を解説いただき、成年後見制度の課題について勉強しました。

「日本の制度を利用しやすくするための課題が浮き彫りにされ、成年後見制度の問題点や見直しポイントが整理できた。」と好評でした。

第2部では、日本成年後見法学会主催 緊急シンポジウ「成年後見制度利用促進基本計画と市町村の役割」から、パネルディスカッションに登壇された専門職各氏が、「基本計画」について述べた評価と課題について、市民後見ひろば 森より報告いたしました。

参加者の方からは、『後見ニーズをどう探すかが課題』、『行政の取り組みにより地域差が生まれてしまうのでは』などの指摘もありました。

利用者がメリットを実感できる制度になるか、今後の施策が待たれるところです。


「第3回東京大学市民後見人養成講座修了生交流会」が開催されました

 115日(日)東大本郷第二食堂にて、60名を超える参加者を迎え、盛大に開催されました。

 

遠藤英嗣先生により、「地域後見人制度と家族信託」の題目で講演が行われ、後見人受任の実態を緻密に分析した上、親族後見人や市民後見人を含む『地域後見人制度』の構想と『家族信託』の意義について力説いただきました。

 

その後の「交流会」では参加者皆様の会話も弾み、杯を傾けながらの歓談で大いに盛り上がりました。

 

ご参加いただきました皆様、お便りにてご支援いただきました皆様、

誠に有難うございました。


◆平成27年4月11日(日)実施

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